「義をみて為ざるは勇無きなり」
否定的な言葉,ネガティブな考えからは何も生まれてこない。「あれもだめ」「これもだめ」「絶対無理だ」「あの人がわるい」
「難しすぎる」「時間がない」「自分のせいじゃない」それでは人生は開かない。
弱く質の低い人間ほど,「内省」しようとしないで,ああだこうだと批判的となり,さらに,自己抑制が効かない低劣な人間は,攻撃的にもなる。
できないかもしれない,と焦っているうちは,がんばれるのに,「ここまでくれば大丈夫」と思った途端に,それまでの力が抜けてしまう。
「これなら,いつでもできる」と思ったことほど,やり遂げることはできない。
どうやったら怠けられるか,どうやったら休めるか,自分でも気づかぬうちに探している。
今まで,そんなこと,たくさんやってきたのかもしれない。あと一歩の努力をしなかったために,何も残らない。何も誇りにならない。何も成し遂げることができない。
「義を見て為ざるは勇無きなり」=自分が行うべきことを前にしながら,「しない理由」「できない理屈」を並べ立て,何もしようとしない人は臆病者である。
小さく丁寧な一歩と,誠実で地道な努力を積み重ねることが大きな成果と収穫を生む。
そんな人の成長はとまりません。