「果報は練って待て」

 小才は縁に出合って縁に気づかず。中才は縁に出合って縁を生かせず。大才は袖すりあった縁さえ生かす。

 自分のことで精一杯。それ以外のことには興味も示さず「別に」「つまらない」「めんどくさい」を連発している人は小才。
 誰かと出会っても、「おはよう」「こんにちは」「こんばんは」と、通り一遍の挨拶しかせず、天気1つを言うのにも「いい天気」と「悪い天気」としか言えない人は中才。
 今日、この場で出会ったことに感謝し、笑顔で「洗濯物が、早く外に干してくれって言ってるような、いいお天気ですね」と、対象を自分の関心領域の中に取り入れようとするのが大才でしょう。
袖すりあう縁を得ているのに、こちらに十分な準備と力量がなければ、その縁を生かすことはできません。
 「果報は寝て待て」と言いますが、才能とチャンスを活かせる人と生かせない人の違いは、やるべきことをしっかりとやって待つのか、怠惰に何もしないで寝て待つかの違いでしょう。

 いつ来るかわからない「そのとき」まで、こつこつと自分を、自分の才能を練りあげていく。それが、今、君たちが毎日取り組んでいる「勉強」なのです。